おはようございます4年生の林田です。
オフシーズンなのでメンテナンスをしました。
9月で引退したのにやる意味とは...?
10月にHMTからEK4シビックを買い戻しました。
去年乗っていた時から色々と不具合があったので直します。
直した点は以下の通りです。10月上旬当たりで計画を立てて、11月頭から2週目で作業しました。
①ミッションだめ
②デフだめ
③クラッチだめ
④ショックアブソーバーだめ
⑤足回りブッシュだめ?
⑥ブレーキローターだめ
①について
ギアの入りがよろしくありませんでした。ダブルクラッチをしないとギア鳴りしてしまいます。
②について
あまり効きがよくありませんでした。ターン時に全然巻いていかないので突っ込み気味のターンでないと回れない状態でした。
③について
シフトアップの時にジャダー音が発生していたので、要交換と思われました。
④について
フロント、リア共にカタカタ音がひどかったです。早急にオーバーホールが必要と思われました。
⑤について
あまりチェックしていなかったのですが、フロントのロアアームとリアのトレーリングアームのブッシュが劣化しているとのことでしたので様子を見て判断することにしました。
⑥について
フロントのローターがかなり摩耗していましたので交換することに。
①②についてはミッションassyを自分で下ろして店にオーバーホールをしてもらうという形が一番財布に優しく確実と思います。
③④⑤⑥については、ミッション、デフのオーバーホールで1週間を見積もりましたので、この間に済ませられると考え作業しました。
実際に行った作業は以下の通りです。ざっくりしか書いていないので、各作業の詳細はみんカラで検索すれば出てくると思います。
・ミッション下ろし
まずバッテリーのマイナス端子を外します。
次に液体類を抜きます。ミッションオイルとクラッチフルードです。
その後ミッション周りの部品を取っていきます。ミッションを下ろすときに邪魔になりそうなものと、ミッションについている配線、部品を取ればよいです。
覚えている限りでは以下のものです。
車体の上から:
エアクリーナー
セルモーター
クラッチレリーズシリンダー
スピードセンサ、バックランプのカプラ
車体の下から:
ドライブシャフト
マフラー
シフトロッド
↑外した部品の一部です。ラスペネ、KTCメガネレンチに助けられまくりました。
周りの部品を外したら、ミッションマウントを外します。
上下で二つ付いています。外したらミッションが傾くのでミッションジャッキをあてがっておきます。
あとはエンジンとミッションの締結ボルトを全て外せばミッションを取ることができます。
外したボルトが何処についていたか忘れないようにしましょう。
僕は段ボールに刺して保管しました。
ミッションは40~50kgくらいあるので、落とさないように注意しましょう。落としたらケースが歪んで終了です。
↑外したミッションです。ダートラもしていたので汚いです。
↑ミッションがついていたところです。銀色のがクラッチカバーです。
作業は朝から始めて3時間かからなかったので、午前中に終わりました。
慣れている人ならもっと早いと思います。
ミッションassyをオーバーホールに出している間に他の作業を行いました。
・クラッチについて
クラッチカバーのボルト6本を取ればクラッチディスクとカバーが取れます。
結構摩耗していました。
交換することにして正解でした。
また、ついでにフライホイールについているパイロットベアリングも交換しました。
このベアリングはサイズの合うソケットをあてがって、ハンマーでたたけば脱着出来ました。
フライホイール、クラッチカバーのボルトの締め付けはトルクレンチを使ってちゃんと締めました。取れたら死亡事故につながりますので...
・ダンパーについて
取り外してショップにオーバーホールしてもらいました。
脱着は簡単です。それぞれボルト数本です。
・足回りブッシュについて
フロントロアアームについては新品ブッシュ圧入済みのものを某オークションにて落札していたので交換しました。しかし、交換する時になって、ちぎれていたと思っていたら単に補強の為と思われるシーラントがはがれているだけということが分かりました...ちょっと後悔しています。
リアのトレーリングアームのブッシュについては若干の亀裂があっただけでしたので、補修するだけにして出費を抑えました。
ミッションの引き取りの前日にダンパーがオーバーホールされて帰ってきたので、ミッションの組付けと同時に装着することにしました。
各部品の取り付けは、外した手順と逆の手順で行えば良いです。この時にブレーキローターを交換しました。
また、全ての部品を取り付けた後はミッションオイルの注入とクラッチフルードのエア抜きを忘れないように行います。
エンジンをかけて各ギアの入りが悪くないか、異音がないか等確認して完了です。
ミッションの取り付けも朝から行ったのですが、最初のエンジンとの組み合わせに時間がかかったり、各ボルトの締め付けの確認をしていたりで夕方までかかりました。
ただ日は跨がず、予定通り作業を終えガレージのリフトを空けることが出来ました。
このブログを書いている段階ではまだ慣らし運転のみですが、ギアの入り、デフの効き、足の動きすべて改善して良くなっています。スポーツ走行が楽しみです。
オフシーズンの間にメンテナンスを完了させておけば、春からは走ることに集中できます。
大会が迫ってきてからだと焦ってしまいます。しかもそこからセッティングを出して走り方も変えて...となると間に合いません。計画は早めに立てておきましょう。
僕はこれから卒論に追われます。計画をもっと早めに立てておくべきだった...