こんにちは来年度から4回生になる林田です。
2017年度春の全関西ジムカーナに向けて行った部車EF8のメンテナンスを書いておきます。
大したことはやってないですが来年以降の現状把握のために一応。
行ったメンテナンスは以下の通り。
・ディストリビュータ交換、点火時期調整
・スパークプラグ交換
・エンジン圧縮圧力測定
・燃料フィルター交換
・エアフィルター交換
・エンジンオイル、ミッションオイル交換
・リヤハッチのアクリルガラス補修
・ワイパー交換、ガラコ塗り
・ボディ全塗装
・タイヤ
以下に詳細を書きます。
・ディストリビュータ交換、点火時期調整
・スパークプラグ交換
年が明けて、部車を使う練習会に向けての準備で初めに行ったのがデスビ交換。
ガレージ付近を移動させようとしたらエンジンがかからないので、原因を確認していたら火花が散っていないことが判明。
デスビはよわい。。という通例から、デスビをリビルト品に交換することに。
ついでにスパークプラグを見るとかなり黒くくすんでいたので、プラグも交換。
なぜか9番で、耐久レース仕様なのかな?と思ってしまった。
交換するプラグは6番か7番で良いと思うのだが、HMTが勝手に8番を買ってきてしまった。。
とりあえず、エンジンはかかった。
次に点火時期調整を行った。
部にタイミングライトがあるので、それで合わせる。が、古い車なので点火マークがかなり薄れていて見づらかった。本当にちゃんと合っているのだろうか。
→デスビ交換時には合っていたと思っていたが、十二対戦前の練習会の時に遅角になっていたことが判明。サービスチェックカプラの短絡を忘れており、アイドリング回転数が高い状態で合わせてしまっていたことが原因だと思われる。調整し直したら加速は多少ましになった。
・エンジン圧縮圧力測定
エンジンはかかったものの、とても元気がない。遅い。CVTのようにかったるい。
前述のように点火時期調整ミスもあったのだが、ほかにも原因は考えられる。
そこで来年も4回生で今年度で学内OBさんとなったMURさんが部に下さった圧縮圧力計で測定することに。
結果は4気筒すべて15.0kg/cm^2だった。確か純正値は18~19あたりだったのでエンジン自体劣化していることが分かってしまった。しかし素人にはOHなんてできないし、時間もないので妥協。
・燃料フィルター交換
・エアフィルター交換
エンジン本体の劣化は仕方ないが、長年放置されているであろう燃料フィルター、エアフィルターの交換で少しでも良くなることを期待し、実施した。
燃料フィルター、エアフィルター共に純正同等品を使用した。
燃料フィルターについては、今までついていたものがなんと出入りが逆向きについていた。一応ろ過できていたみたいだが、ひどい。
エアフィルターについても、完全に朽ちており手で触るとスポンジがぼろぼろと取れてしまった。結構ゴミを吸い込んでしまっていたのでは...
・エンジンオイル、ミッションオイル交換
今年部車を用いた走行会は、練習会1回、十二大戦、全関西ジムカーナの3回だった。
この内、エンジンオイルは練習会前と全関西ジムカーナ前の2回交換、ミッションオイルは練習会前に1回交換した。
エンジンオイルはオートバックスで売っていたACEA規格に通っているものを使用した。
ミッションオイルは、去年デフが劣化しておりコーナー旋回時に内側の前輪が空転していたことがあったので、デフの効きを優先して固めのオイルを入れた。
某OBさんからホンダ純正のHGOⅢというオイルが、劣化は早いが性能は悪くないという話を伺っていたので、これを使用した。
実際デフはある程度効くようになり、デフの劣化を騙すことができた。機会があればOHすべきだが...
・リヤハッチのアクリルガラス補修
いつの間にかリアハッチのアクリルガラスのひび割れがひどくなっており、さすがに補修しないと危険で全関西ジムカーナの車検にも通らないだろうと判断し、補修することに。
使用したのはアクリル樹脂用接着剤のアクリサンデー。亀裂部分にこれを流し込んだだけで、アクリルが一体化したように強度が保たれたが、念のために上から薄いアクリル板を貼り付けて補強。
・ワイパー交換、ガラコ塗り
全関西ジムカーナの前、週間予報を見ていると当日は雪になることが予想された。
十二大戦でも雨が降った時があり、その時にワイパーを使用すると前が見えなくなってしまったこともあり、ワイパーのゴムを交換し、フロント三面のガラスにガラコを塗った。
当日は雨雪が降っていたので、交換しておいて正解だった。
・ボディ全塗装
全関西ジムカーナ前々日の夜、唐突に全塗装をすることに。
今までのモンスターカラーが薄れてきていたのでそろそろやりたいと思っていたのだが、もう少し早く予定を組んで計画的にやるべきだったと思う。
デザインを決めたのは閉店時間間際のコーナンのスプレーコーナーで、そこでラッカースプレーを買ってその夜から翌昼までガレージで塗装を行った。
塗装を行った部員は来年度から学内OBのENDさん、来年度2回生になるASDと僕の3名。
まだ気温が低い日で、しかも夜だったので塗装が乾くのに1時間かかった。
計4色あり、それぞれの色を塗るためにマスキングし直す必要があるので、ひたすらに乾く待ち時間が暇だった。しかも寒い。寒くて仕方なかった。この夜で風邪をひいてしまった。
それでも何とか、塗装は完了した。
JTCCのカストロール無限アコードをイメージして塗装したが、バランス的にも色的にもイタリアの国旗カラーになってしまった。前よりインパクトあるし、部員も皆こっちの方がかっこいいと言っていたのでやって正解だった。
・タイヤ
去年買った新品のフロントタイヤは練習会と十二大戦で使い切ってしまうことは考えられたので、今年も新品を買うことにした。去年はよりグリップすることを考え225/45R16を買ったのだが、今考えれば7Jに履かせても逆引っ張りタイヤになって意味がなかった。しかも高い。
ということで今年買ったサイズは205/50R15。標準的なサイズである。
銘柄は03GのMコン。しかし当日は真冬並みに気温が低かったのでSコンでもよかったかも。
リアについても、去年まで2009年製のRE55Sだったのだが流石に古すぎるし練習で使い切るだろうと思ったので、新調することになった。
最初はリアも新品にしようと思っていたのだが、4本セットで比較的製造年度の新しい中古タイヤが出品されていたので、ヤフオクで小刻みに1時間ほど自動延長で競りまくり落札した。
銘柄は03GのSコン。しかし、当日リアのタイヤは走行中全然温まらず、リアの出やすい状態となってしまった。前後バランスを整えるためにも、リアも新品にすべきだと反省。
以上が今年行った部車のメンテナンスです。
どれも当然やるべきですが、大切なことなので書きました。