29日
深夜1時からスタートします。
先にネカフェ入りした石原さんから、あきるの市公民館スタートの過去の関東ラリーの情報をもらい、大体使いそうな道を予想し、下見に向かう。ダート区間ありという情報から、ほぼココやろ、って場所も見つけられたし、2回生は看板も一通り写真におさめていた。終始眠そうだった岸本には少し気分が悪くなった。結局道は見事的中したが、看板撮影は徒労におわることとなった…
翌朝は14時集合。一晩中おきていたので、本番眠たくなることはなさそうである。ネカフェから 湯楽の里 昭島店様 に戻ると湘南でインターン中の上田さんが来て下さっていた。阪大の元エースナビの登場に特に沸き立つことのない部員たち。ていうか一回生は「誰!?知らんわ(w田守さん風)」って感じだっただろう。しかし上田さんがいなければ、阪大は市役所から動けなかったに違いない。
ありがとうございました!
16時から初心者向け講習会が行われるということなので、うちはみっちり練習してきたけども、認識の違いとかがあるといけないので、一応ナビ三人が参加。しかしこの段階から今回のラリーの雲行きが怪しくなる…
まず講習会室に向かうと、なぜかすでに本番の問題が配布されているではないか…!!これは不公平極まりない…まぁ配られたならラッキーと、目を通すと…
分パス、距離パス、看板パス全て無し。あるのはコマ図パスコンと分走行指定のみ
驚くというより、部員全員が脱力感を覚えた。学生ラリーってこんなもんだと思われているのか。僕だって経験は少ないが、少なくとも例年の七帝と比べて簡単すぎる(らしい)。だいたいこのラリーのどこで差がつくのか…
夕方から降りだした雨に合わせて、ラリー前の質問タイムも大荒れになった。とりあえずすべてが突っ込みどころ満載のラリーで、終わった時にはスタートまで全然時間がなかった。いちばんひどかったのが、「キープレフトはどの程度ですか?」に対し
「していません。気持ち良く走りました。」
ここ、笑うところやんね?(笑)
ラリーチームナッシュの渾身のボケかと思いましたよ。
これには一同騒然である。他にも、ハイアベはないと聞いていたのに、結構なアベで走らされたり、レスコンカードという意味不明なカードが配布されたり、そもそもコースのほとんどが市街地だったりと、もう…、、なんか…、、勝って文句言うしかないなって空気に…
しかも車を置いておけるはずの市役所から急きょ追い出されることに…ナビの準備して、その上渋滞の中車移動なんて…無理!!結局上田さんと石原さんにはかなり助けていただくことになった。
スタート時刻は九時。こうなったらウチのスタンスは、こんなクソラリー超最小減点で終えて、閉会式でこのクソ問題でこの減点は恥ずかしいっすわぁ~、というつもりで、いつもどおり、練習通りのラリーをすること。コマ図もいつものスタイルに書きなおしたし。おそらくスタートのときには、全クルーがラリーに対する疑問より、とりあえず勝とうという気持ちになっていたのではないか。
結果は先日書いた通りで、大学内の上位三台が採用されるので、岸本、寺島ペアが102減点で二位、木下、巽ペアが112(?)減点で三位。一位はQ大さんで70減点。うちとしては、フツーにラリーしたのに、よく分からん減点を食らい、練習量からすると満足できるものではないが、三回生クルーでポイントがっつりとれたのは嬉しかった☆欲を言えば60減点くらいには抑えたかったが…
安井、福田さんクルーと伊藤、永野クルーはどちらもレスコンカードがらみで大減点をもらっていたようだった。
部内三位、全体七位の大西、河村ペアは… 4CPのチェックシートの時間を一分間違えてオフィシャルに記載され、次の区間はどの時間が正しいのか分からぬまま走行し、当然大減点を食らう。これが判明したとき、今回のラリーは本当に茶番だと思った。抗議で4CPは訂正されたが、そのあとのスタート時間が分からずに走った5CPはそのまま。これ以上は抗議料2万を出せと。
抗議するかどうか。この判断は非常に難しかった。そもそも開き直ったように抗議料払えと言った時のオフィシャルの態度が気に食わない。とりあえず他大に同じようなミスはないか聞いてみるもどうやらウチだけのよう。出した結論は、「抗議しない」。せめてもの抵抗で、抗議出す選択もありだっただろう。ただ僕は、それ以上に、チームナッシュに2万も払うぐらいだったら、ドブに捨てたほうがマシだと感じたから。二人には納得しがたいことだっただろうが、無理やり納得させる形にし、シートを提出した。お金の話は嫌だ。
こんなことがあったから、総合優勝が決まったとき、確かに嬉しくて涙が出たが、後輩は別の涙を流してたと考えると、後味の悪さしか残らなかった。スッキリしない。本当に…ホントに勝ったからいいものを…
表彰式も知らない間に始まっていた。もー知らん。勝手にせい。
おそらく本当の一位は、うちのカラフルなシティだったんだから。
でも、純粋に一位のQ大クルーには拍手を送りたいと思う。
おめでとうございます。
ストイックな記事になったんで、山下さんは次回登場になりそうです。
てか登場しないのに登場って…ww
あどばん
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